dd を使って iso イメージを作成する

前回は、配布されている iso イメージをイメージのままマウントする方法でしたが
今回は CD-ROM から iso イメージを作成する方法です。

NICやプリンタのドライバの CD-ROM などを、iso イメージとしてファイルに
吸い出しておくと、後々の管理が楽になります。またCD-ROM のままだと、
傷をつけたりして読み出せなくなってしまうことがありますので、バックアップの
ためにも iso イメージにしておくと安心です。

やりかたは dd を使います。

# dd if=/dev/acd0 of=/path/to/image.iso bs=2048

で、CD-ROM機器(ここでは/dev/acd0 で認識されているものとします)を
/path/to/image.iso (ファイル名などは任意につけてください)として吸い出します。

ただし、dd は使い方、指定先を間違うと大変な目にあいますので、要注意です。
必ず確認(とくにof=を)してから使うようにしてください。

また、こうして作成した iso イメージは windows環境からも使うことができます。
辞書などのCD-ROM をノートPCに入れて持ち歩くのはとても便利ですが、使用許諾
で制限している場合などもありますので、その点は注意してください。