Windows 7 でキーボードの [Caps]キーを[Ctrl]キーに変更する。

10月22日に発売された、Windows 7 を早速使ってみました。いくつか気になる点はあるのですが、概ね Windows Vista よりはいい感じですので、しばらく常用していろいろと確認してみたいと思います。

*更新(2015-07-03)*
Windows 8 でも Windows 10 でもこのイニシエのオマジナイは使えました。
実は弊社のブログで一番アクセスが多いのがこのエントリだったりします。

ところで、Windows 環境を使っていて、 [Ctrl]キーの位置がいまいち使いづらいと思いませんか?
私は、開発環境に関しては、 FreeBSD で X Window System を使っているのですが、ノートマシンに関しては Windows を使っています。その際に、Putty などを使って Unix 環境に ssh でログインすることが多いのですが、Xでは [Caps]キーに[Ctrl]を割り当てているため、打ち間違いをしてちょっといらいらすることがあります。ストレスは仕事の上でも私生活でも貯めない方がよいので、キーの割り当てを変更することにします。

キーの割り当て変更をするためには色々なソフトが出ていますが、単純に[Caps]キーに[Ctrl]を割り当てるだけであれば、レジストリの変更だけで行えます。

**注意**
レジストリファイルを壊してしまうと Windows が立ち上がらなくなるかもしれません。自己責任で行ってください。

Windows 環境上で、下記のコードを適当なエディタで開いて(メモ帳でも可)コピペして、拡張子をregにして保存します。その後、そのファイルを右クリックして、「結合」を選択してレジストリに登録します。
------ここから-------

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,03,00,00,00,1d,00,3a,00,3a,00,3a,00,00,00,00,00

------ここまで-------
Windows NT4 から脈々と続く方法ですが、Windows 7 になっても使える技です。
--追記(2012-05-20) Windows 8 でも使えました。

その他、Windows 7 で気がついたことを少々。

ドライバに関してはドライバモデルは Vista とそれほど大きく変わっていないので、Windows 7 対応ドライバがまだなければ Vista 用をあててみると動くことが多いようです。
Vista から比べるとそうでもないのですが、XPから乗り換えるとなると、いろいろと変わっているところが多くて、最初は戸惑うかもしれません。
相変わらずデフォルトで、「登録されている拡張子を表示しない」になっているので、変更しておきましょう。やり方は、

コントロールパネル
 ↓
デスクトップのカスタマイズ
 ↓
フォルダーオプション
 ↓
表示タブ
 ↓
詳細設定
 ↓
「登録されている拡張子を表示しない」

で、チェックが入っているのをはずすこと。これ、以前から問題だと思うのですが、なぜデフォルトを「表示しない」なんでしょうか。

結論
Vista 使っていて重いと感じているようならば、Windows 7 を新規に入れてみるのも良いかもしれません。ただし、クリティカルなお仕事で使うのであれば、テスト環境を作ってがっちりとテストしてからのほうがいいでしょう。当たり前の話ですけど。