FreeNAS とは、FreeBSD をベースに CD-ROM や USBメモリからブートができる
NAS(Network Attached Stroage)です。実際にはHDDにインストールして使用する
方法もありますが、いろいろと制約がありますので、USBメモリからブート可能な
マシンであれば、USBメモリからの運用をおすすめします。
手軽にNASを構築できますので、余っているマシンとHDDを積めるだけ積んで、
大きなファイル置き場として活用してみてはいかがでしょうか?
作り方
今回は HP の ML155 に 1GB の USBメモリと 1TB の HDD を6台、そしてGiga Bitのスイッチを
用意して、RAID5のボリュームを構築しました。
うまくブートしたら、1G程度の適当なUSBメモリにインストールします。
USBメモリからブートしたら、ほぼ成功は決まったも同然。
今回の私の場合、購入したメモリがML115ではうまくブートできないという
問題にはまりました。
きちんとブートするようだったら、BIOSの設定を変更して、USBからのブートが
デフォルトになるようにしておきましょう。
また、この際に、ネットワークのアドレスの設定と、WebGUIのパスワードの変更を
行っておくと、らくちんです。
一旦電源を落とし、マシンに詰める限りのHDDを積みます。今回は6台の
1TBのHDDを積みました。最初からHDDを積まないのはUSBでブートしなかった際に
二度手間になるからです。