takemonさんのブログ

FreeSBIE を FreeBSD 10.0 RELEASE で動かす。

以前、FreeSBIE を FreeBSD 9.0 RELEASE で動かすやり方を、こちらで紹介しました。
そのやり方で、10.0RELEASE でも動くには動いたのですが、パッケージシステムが pkg_* から pkgng に移行してしまったので、今までのままではパッケージがインストールできず、
ただのベースシステムだけが入っているという環境しか作れなくなってしまいました。それはそれで、そこからブートして、ネットワーク設定して、bsdinstall(8)をネットワーク越しに動作させて管理などすることはできたのですが、魅力半減でした。

そこで今回は、pkg-*のために書かれた pkginstall.sh と pkgselect.sh を pkgng に対応させて、パッケージもインストールできるように変更します。

Windows XP のサポートが2014年4月8日に終了します。

2001年に発売されたWindows XP が2014年4月8日にサポート終了します。
もうすでに、その次の世代のOSである、Windows Vista が2007年に発売され、7、8、8.1と3世代以上前のOSですが、いまだに人気は高く、利用されています。

では、サポートが終了すると何がおこるのでしょうか?

FreeSBIE を FreeBSD 9.0 で動かす。

FreeSBIE とは FreeBSD のライブ環境を CD-R もしくは DVD-R に焼くためのプログラム、またはそのライブCD-R のことなのですが、これがあるとHDDにインストールしないでも手慣れたFreeBSD環境を使うことができます。また、弊社では、dist cc が動く環境のCD-Rを用意しておいて、一時的に分散コンパイルをかけるようなときに、事務用のPCでも動かして分散するということを以前はやっていました。

最近、FreeBSD 9.0 の環境で動かす必要があったのですが、ports から入れたままではうまく動きませんでしたので、その対策についてちょっと記録しておきます。

Windows8ネタほか。

ものすごい久しぶりの更新です。
大きなネタは特になく、今までの技術情報のフォローアップなどを。

まずは表題のWindows 8 ですが、コンシューマープレビュー版を仮想環境にインストールしてみました。UIが一新されてかなり使い勝手が変わっています。
ここまで変わってしまうと企業ユーザーとしては、「しばらくはWindows7でいいや」と今までのXPみたいな状況が今後4~5年くらい続くのではないでしょうか。
そして、以前Windows 7 でキーボードの [Caps]キーを[Ctrl]キーに変更する。で紹介したキー入れ替えの技は、Windows 8 でも使えました。

次に、弊社が主にサーバとして使っている FreeBSD ですが、 9.0 がリリースされました。freebsd-update を使って、セキュリティfix をするでも紹介したとおり、
8.x からバージョンアップすることができますが、8系列と違い、9系列から ATA to CAM がデフォルトになっていますので、HWなRAID を使っていて何も考えずに

大切なデータを守るために

このたびの東日本大震災において、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様へ深くお悔やみを申し上げるとともに、 被害にあわれた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

さて、東日本大震災から二ヶ月が過ぎました。まだ、被災地の方では「日常」と呼べるようなものは訪れていません。都内でも、「節電」で、電車が間引き運転だったり、駅や公共施設の照明が落とされていたり、また、かなり減ってきたとはいえ、余震が続くなど、現在進行形な感じがつづいております。

幸いなことに、弊社サーバに関しては、震災時にもなんら問題なく動いていたのですが、事務所でいくつかトラブルが発生して、バックアップが取得できなくなるという問題が発生し、その解決に2日ほどかかってしまいました。この問題に関しては早急に対策をとり、別系統のバックアップを採ることで対応しましたが、特に大きな問題になることがなくて胸をなでおろしました。

USBのHDDケースとCygWinを使ってHDDのデータを削除する。

ちょっと間が空きました。今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、今回の話題は、HDDの削除です。昨今の個人情報保護の気風により、HDD内のデータを削除するという相談をうけることが増えました。いろいろぐぐってみればそういう専用のブータブルCDとかがあって、それはそれでいいのですが、そこまでしなくても、という方にはUSB等でHDDの外付けケースに、削除するHDDを入れで、windows環境でHDDの内容を削除する方法について説明します。

telnet による SMTP サーバへのアクセス

前回の投稿では telnet による pop3 サーバへのアクセスを書きました。これでメーラがない環境でもメールを読み出すことは可能になりました。
今度は、telnet でメールを送信する方法です。

telnet による pop3 サーバへのアクセス

メールアドレスを作成してテストする際に、確認作業は必須ですが、いちいちメーラーで設定して確認するのは面倒です。
そこで、telnet で 110 番のポートを叩いてテストすると自動化も可能でらくちんです。

ports-mgmt/pkg_replace のすすめ

FreeBSD でプログラムをインストールするための枠組みとして、 ports というものがあります。これはプログラムをインストールするためのスケルトンがあり、そのディレクトリで make すると、勝手にネットにつないでソースを拾ってきて、 自動的に依存関係を調べて、入っていないライブラリ等を入れて、ソースにパッチを当てて make してくれるというもので、自前で依存関係を調べてconfigure して make するよりもかなり楽ちんな仕組みになっています。
ですが、すでにインストールしてあるプログラムのバージョンアップなどではちょっと不便ですので、「かゆいところに手が届く」 portupgrade という管理ソフトをインストールして使うというケースが多いです。

ただし、 portupgrade 自体は ruby でかかれたスクリプトですので、インストールするのにちょっと手間がかかりますし、jail 環境下やシビアな公開サーバなど、あまり不要なプログラムを入れたくない場合などには、使い辛い場合もあります。

そこで、おすすめは軽量な ports-mgmt/pkg_replace です。

gmirror による Software RAID1 の構築(改訂版)

注)このエントリは、gmirror による Software RAID1 の構築の改訂版です。

gmirror とは、 FreeBSD におけるストレージのフレームワーク、 GEOM による、ミラーリングのための仕組みであり、SATA であろうと SAS であろうと USB などなど、デバイスに依存しない形でミラーリングを行うことが出来ます。そのため、ネットワーク越にミラーリングしたり、外付けUSB の HDD にミラーリングしてライブスナップショットを取るといったような使い方も可能になります。

HDD を一台しか積んでいないマシンでも、上記のような使い方ができるので設定しておくと後々幸せになることが多いかもしれません。

コンテンツ配信